雨ばかりの天気でも外壁塗装は続けられる？

外壁塗装を依頼する際によく、雨ばかり続くのが心配という方がいらっしゃいます。

実は梅雨のような雨ばかりの時に外壁塗装を行うのは、あまり良くありません。

今回の記事では雨天時の外壁塗装について詳しく解説します。

ぜひ参考にしてみてくださいね。

□雨ばかりの時に外壁塗装できないのはどうして？

悪天候の状態で外壁塗装を進めてしまうとどうして良くないのでしょうか。

これは以下の理由によるものが挙げられます。

雨の日に塗装作業を行うと雨水と塗料が混ざってしまい、塗装面にムラができやすくなってしまいます。

塗装のムラができると塗料に水泡が混ざり、見た目の仕上がりが悪くなってしまいます。

さらに雨水によって塗料の濃度が薄まってしまうので、本来の性能がうまく発揮されず、耐久性が落ちてしまうのです。

水分や湿気により塗料の乾燥がうまくされないため、工期が長くなる可能性が高まります。

外壁塗装は基本的に一度だけでなく何度も塗り重ねるため、その都度乾燥させる必要があります。

雨が続くと毎回作業が中断されてしまい、工期が長引いてしまいます。

これらの理由から雨の日には外壁塗装を行うのは良くないのです。

前章でもご紹介したように雨天時に外壁塗装を進めるのはあまり良しとされていませんが、経験豊富なプロであればなんとか作業を続けてくれる場合もあります。

しかし、中には対策を行わないまま作業を進める悪徳業者もいるので注意が必要です。

工期を伸ばさないために、工夫して作業してくれる施工会社は以下のような点に配慮しています。

1つ目は、雨養生を使うことです。

雨養生とは、足場に水が入らないように貼る専用の養生のことです。

このように対策を行うことで、外壁に水分がつかないようにしたうえで作業を進められます。

2つ目は、雨でもできる作業を進めることです。

雨養生を使うことによって作業を進められますが、別途の費用がかかってしまうため、使わないと判断されるお客様も多くいらっしゃいます。

このような場合にも雨天時に進められる作業を優先して進められます。

例えば、高圧洗浄や足場組立などの作業は雨が降っていてもできることなので、特に問題なく進められます。

今回は雨の日でも外壁塗装を進められるのかという点についてご紹介しました。

雨の日に外壁塗装を進めるのは良くありませんが、優良な業者は細心の注意を払ったうえで作業を進めてくれます。

今回の記事を参考に、外壁塗装をご検討されている方はぜひ当社までご連絡くださいね。

小笹正幸: 1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。