外壁の色は見本と実際で異なる!?注意点についてご紹介します

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外壁の色選びは色の見本の冊子やカラーシミュレーションをして進めていきます。
実はこの時、注意しておかないと理想の色と実際の色に差が出てきてしまいます。
今回ではその理由と気を付けるポイントについてご紹介いたしますので、ぜひご参考ください。

□外壁の見本と実際の色はどうして印象が異なる?

外壁塗装を行う時に、シミュレーションで見た色や冊子で見た色と実際に完成した後の色では異なった色になることがあります。
これは、施工の時に色が変わっているのではなく、きちんとした2つの理由があるのです。

1.大きさの違い

面積が大きくなることで、見本では落ち着いた色に見えていても仕上げると派手な色になってしまった、ということがあります。
これは面積効果と言われるもので、同じ色でも、色の面積が大きくなればなるほど派手に明るく感じやすいというものです。
見本と外壁では面積が異なるので面積効果によって色が変わったように見えてしまいます。

2.太陽の光によって見え方が異なるから

見本を見る時には室内ですが、外壁に塗った時には屋外で太陽の光が当たります。
室内の光は蛍光灯で青みのある光であるため、完全に完成後の色を再現することが出来ません。
したがって、室内で見た場合と屋外で見た場合では色が違ったように見えます。

□ここに気を付けて色見本を参考にしよう!

先ほど述べたように色には面積効果という現象や光の当たり方によって見え方が異なります。
では実際に色選びを行う時にはどのようなことに気を付けて選ぶべきなのでしょうか。
見本を見る時には以下の点に注意して選ぶようにしましょう。

*見本の大きさに注意

見本と外壁では大きさが異なり、面積効果によって色が派手に見えてしまいます。
自分の理想の色になるように塗装会社の方と相談しながら決めるようにし、失敗しないようにしましょう。

*見本を見る場所に注意する

色はどんな状況で見るかによって見え方が異なります。
ネットショッピングをしたときに写真と異なった色の物が届いた、なんてことはありませんか。
このように写真で見るか実際で見るか、屋内で見るか屋外で見るか、などによって色の見え方は異なります。
見本で見た色のみを信じるのではなく、屋外で見本を見てみたり周囲の家の色を観察したりして理想の色になるようにしましょう。

□まとめ

今回では、見本と実際の外壁の色に差が出てしまう原因とその対処法についてご紹介しました。
当社は見本と実際の色の両方を見ていますので、理想の色を伝えて相談していただければ、理想の色に近い色をご提案させていただきます。
ぜひ一度、お気軽にご相談ください。
※景観法の規定に基づき、お好みの色を使用できない場合がございます。
お住まいのエリアによって異なりますので、一度ご相談ください。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。