外壁塗装の際には養生が必要になりますが、養生について詳しく知っている方は少ないでしょう。
養生とは、塗装中に塗料が飛散しないように保護することです。
今回は外壁塗装で行われる養生とは何か、注意点についてご紹介します。
□現場で行われる養生とは?
養生とは建築現場でよく用いられている作業工程です。
建築現場では建物を保護することを目的として家屋をビニールシートやメッシュシートで覆います。
作業が始まる前に養生を行い、作業が完了すれば全て撤去します。
以下では、上場の役割をご紹介します。
*塗料の飛散を防ぐ
外壁塗装において養生は、塗料の飛散を防ぐ役割を果たしています。
塗料は液体であるため、人の手で塗るとなると飛散したり、誤って違う部分を塗ってしまうこともあります。
そのため、外壁塗装を行う前養生してから作業に入るのです。
近隣住宅との距離が近い場合でも、車や壁に塗料が飛散することを防げるため、近隣トラブルの防止にも効果があります。
*飛散防止ネットで覆う
外壁塗装における塗装には2つの方法が用いられています。
まずはハケやローラーで塗装する手塗りという方法です。
そして、もう一つはスプレーで塗装する吹き付けという方法です。
特に、吹き付けは隣家に塗料が飛散することも考えられるため、それを防ぐために飛散防止ネットで覆います。
また、このネットは高圧洗浄時の水の飛散も防止できるため幅広く採用されているのです。
□養生の際に注意しておくべき点とは?
1つ目は養生中に窓を開けられなくなることです。
養生中は窓全体を覆うため、窓を開けられません。
窓ガラスやサッシが汚れないように養生しているため、養生自体は避けられませんが、希望を伝えれば窓を開けてくれることもあります。
ただし、自由に開け閉めできなくなることに変わりはないため、換気したい時は担当者に相談しましょう。
2つ目は植物を長期間養生すると枯れる可能性があることです。
植物を養生すると酸素や日照が不足するため、枯れやすくなってしまいます。
そのため、大切にしておきたい植物は3日程度に期間を絞って養生してもらいましょう。
一般的に3日以上養生すると、枯れやすくなってしまうため注意が必要です。
□まとめ
今回は外壁塗装で行われる養生とは何か、注意点についてご紹介しました。
養生は塗料が飛び散らないように家全体を覆う作業工程です。
近隣トラブルの防止にもつながるため養生は欠かせないのです。
外壁塗装を検討されている方は、ぜひ当社までお問い合わせください。
編集者プロフィール
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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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