外壁塗装の膨れ原因を徹底解説！放置するとどうなる？対策も紹介

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外壁塗装の膨れに不安を感じているあなた、放置すれば見た目だけでなく、雨漏りや外壁材の劣化など、深刻な問題に繋がる可能性もあります。
今回の記事では、外壁塗装の膨れがなぜ起こるのか、その原因と放置した場合のリスク、そして適切な対処法について解説します。
みなさんの不安を解消し、安心して住み続けられるようにサポートします。

□外壁塗装の膨れ！原因と放置のリスクを理解しよう

外壁塗装の膨れは、塗膜と外壁材の間に空気が入り込み、塗膜が浮き上がっている状態です。
まるで水膨れのように、外壁の一部がふくらんだり、表面にボコボコとした気泡ができたりすることもあります。

＊見た目の悪化

膨れは、見た目に悪影響を与え、家の美観を損なうだけでなく、近隣住民からの印象も悪くなってしまう可能性があります。

＊防水性の低下

膨れた部分は、塗膜が剥がれやすく、防水性が低下します。
雨水が浸入しやすくなり、外壁材の腐食やシロアリ被害、最悪の場合、雨漏りへと繋がる可能性も考えられます。

＊外壁材の劣化

膨れによって塗膜が剥がれると、外壁材は紫外線や雨風に直接さらされ、劣化が加速します。
ひび割れや剥がれが進み、強度が低下し、外壁の寿命を縮めてしまう可能性も。

＊修繕費用の増加

放置すると、膨れの範囲が広がり、修繕費用が高額になる可能性があります。
早めに対処することで、費用を抑え、家の寿命を長く保つことができます。

□外壁塗装の膨れの原因を徹底解説

外壁塗装の膨れには、様々な原因が考えられます。
ここでは、代表的な原因を3つに分け、それぞれの特徴と対策方法について解説していきます。

＊雨水の浸入

外壁や塗装にひび割れがあると、そこから雨水が浸入し、塗膜と外壁材の間に水が溜まってしまいます。
気温の上昇とともに、水が蒸発して水蒸気となり、塗膜内部から圧力をかけ、膨張させる原因となります。

＊対策

・定期的な外壁の点検を行い、ひび割れや剥がれを早期に発見し、適切な補修を行うことが重要です。
・シーリング材の劣化も雨水の侵入を招く原因となるため、定期的な交換が必要です。

＊塗料の乾燥不足

外壁塗装は、下塗り、中塗り、上塗りと、複数の工程で塗り重ねていきます。
前の塗料が完全に乾燥する前に次の塗料を塗ってしまうと、塗膜内部に空気が閉じ込められ、膨れの原因となります。

＊対策

・各工程の乾燥時間をしっかりと確保することが重要です。
乾燥時間は、気温や湿度によって変化するため、塗料の説明書をよく確認し、適切な乾燥時間を取ってください。

＊下塗り材の塗布不足

下塗り材は、外壁と塗膜を密着させる役割を担っています。
下塗り材の塗布不足は、塗膜の密着不良を引き起こし、膨れのリスクを高めます。

＊対策

・下塗り材をしっかりと塗布し、外壁との密着性を高めることが重要です。
・下塗り材の種類や塗り方など、専門業者に相談することがおすすめです。

□まとめ

外壁塗装の膨れは、放置すると深刻な問題に繋がります。
原因別に適切な対策を行うことで、膨れを防ぎ、家の寿命を長く保つことができます。
定期的な点検と、必要に応じて適切な補修を行うことで、安心安全な住まいを長く維持しましょう。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。