外壁塗装の剥がれ・補修に役立つ情報とDIY方法をご紹介します!

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家を守るためには、外壁塗装のメンテナンスが欠かせません。
外壁塗装の剥がれは、放置すると雨漏りや建物の劣化を招き、安全性や資産価値にも影響を及ぼします。

しかし、適切な対処方法を知ることで、自分の手でこの問題に取り組めるのです。
今回の記事では、外壁塗装の剥がれが引き起こす危険性と、DIYで行える補修方法についてご紹介します。

□外壁塗装の剥がれが招く危険とは?

外壁塗装の剥がれは、単なる見た目の問題ではありません。
放置すると、建物の構造や住環境に深刻な影響を与えます。

1:雨漏りの発生

塗装が剥がれた箇所から雨水が浸入し、外壁材の内部まで浸透すると、天井や壁から雨漏りが発生します。
発見が遅れると、外壁内部の腐食が進行し、塗装だけでは補修できなくなる恐れがあります。

2:建物の安全性低下

雨水の浸透により、外壁と室内壁の間の湿度が高まると、建材の腐食や内部結露、カビ、サビなどが発生しやすくなります。
これらの症状は建物の構造体に大きな影響を与え、断熱性や防音性、耐震性などの性能が著しく低下します。
最悪の場合、建物が傾斜したり倒壊したりする危険性もあるのです。

3:資産価値の低下

外壁塗装の剥がれや雨漏りなどの劣化症状を放置していると、建物自体の資産価値が下がります。
将来的な売却を考えている場合や、事業用建物では特に、資産価値の維持は重要な課題です。

外壁塗装の剥がれは、早期発見と速やかな対応が鍵となります。
定期的なメンテナンスを行い、小さな剥がれのうちに補修することで、大きなトラブルを未然に防げるのです。

□自分でできる外壁塗装の補修方法

外壁塗装の剥がれを自分で補修するには、適切な手順と注意点を理解することが大切です。
ここでは、DIYで行える外壁塗装の補修方法をご紹介します。

1:事前準備

手の届かない箇所がある場合は、専門会社に足場を組んでもらいます。
作業時は安全帯、安全靴、ヘルメットなどの装備を整えましょう。
高圧洗浄機で外壁を洗浄し、汚れを落とします。

2:下地処理・養生作業

外壁が乾いたら、ひび割れを補修し、サンドペーパーで表面を平らにします。
塗料が付着して困る範囲は、ビニールシートや養生テープで保護します。

3:塗装工程

下塗り用の塗料をローラーやハケで塗布し、乾燥させます。
中塗りと上塗りには同じ塗料を使用し、二度塗りすることで美しく仕上げます。
カラーによっては色ムラが目立ちやすいので、丁寧に塗ることが大切です。

DIYで外壁塗装を補修する際は、安全な作業環境を整え、適切な道具と塗料を選ぶことが重要です。
また、塗膜の劣化原因を見極められない場合や、広範囲・高所の作業が必要な場合は、専門会社に相談することをおすすめします。

□まとめ

外壁塗装の剥がれは、放置すると雨漏りや建物の劣化を引き起こし、安全性や資産価値に影響を与えます。
早期発見と適切な対処が重要であり、DIYで補修する際は、事前準備や下地処理、塗装工程に注意が必要です。
定期的なチェックと補修で、快適で安全な住環境を維持していきましょう。

 

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    編集者プロフィール

    小笹 正幸
    小笹 正幸
    1970年生まれ。建築業界歴29年。
    大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
    「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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