技術の進歩に伴って塗料の性能も向上し、塗装業者の技術も磨かれている今、プロの塗装業者が失敗することはほとんどありません。
しかし、稀に失敗してしまう可能性もあります。
本記事では外壁塗装をお考えの皆様へ、外壁塗装で失敗してしまう原因と対処法を併せてご紹介します。
「念には念をいれ」の精神で、最後まで読んでみてください。
また、景観法の規定に基づき、お好みの色を使用できない場合があります。
お住まいのエリアによって異なりますので、一度ご相談ください。
□外壁塗装で失敗する原因とは?
外壁塗装で失敗する原因は色での失敗と、塗装会社選びの失敗の2つのパターンに分けられます。
*色の失敗
色は家のイメージを決める上で非常に重要な要素のため、色の特徴や相性を考えておく必要があります。
好きな色を組み合わせたいという気持ちもわかりますが、特徴や配色を考慮していない場合は違和感のある外壁になってしまうことも。
さらに色の見え方は条件によって変わるため、「錯覚」に関する知識を持っておくことも大切です。
*塗装会社選びの失敗
塗装会社を選ぶ際は、実績と評判に信頼性がある会社を選ぶことがポイントです。
外壁塗装の施工や色のプランニングなどには全て、施工会社が関わります。
実績や評判を調べずに塗装を依頼すると、仕上がりに不満が残ってしまうかもしれません。
塗装を検討している方は、事前にホームページやチラシなどで塗装会社の実績や評判を調べておきましょう。
□外壁塗装の失敗における賢い対処法とは?
ここでご紹介する賢い対処法は以下の3つです。
*塗装業者に相談
外壁塗装工事での失敗については、塗装業者に相談しましょう。
施工の落ち度が認められれば、塗装業者が対応をしてくれます。
塗装業者の施工に落ち度があるか判断しにくい場合は、3つ目でご紹介いたします専門機関への相談を考えてみてください。
*自分自身で対処法を考える
外壁塗装工事以外の失敗の対処法は、まず自分で考えてみましょう。
近隣とのトラブルや色選びに失敗したなど、外壁塗装工事以外の失敗の恐れもあります。
なかには、対処のしようがない失敗もあるでしょう。
その際は、次回の塗装でそのような失敗を避けるために原因を明らかにしておくことが大切です。
*専門の機関に相談
先述したように、外壁塗装工事で失敗した際に相談できる専門の機関があります。
外壁塗装の失敗について第三者からの意見が欲しい場合は、以下の相談先に連絡してみてはいかがでしょうか。
・公共財団法人住宅リフォーム・紛争処理支援センター「住まいるダイヤル」
・消費生活センター
□まとめ
外壁塗装で失敗する原因として、色の特徴や錯覚についての知識が身につけられていないことや、実績や評判を調べずに塗装会社を選んでしまうことなどが挙げられます。
外壁塗装では残念ながら施工で失敗してしまう可能性や、仕上がりが納得いかない可能性もあります。
そのような際はまず自分で考え、その後塗装会社や専門の機関に相談してみましょう。
編集者プロフィール
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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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