外壁塗装を検討されている方は、「養生」という言葉を一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
養生は、塗装しない場所に塗料が付着しないようにするための作業です。
養生をしっかり行わないと、トラブルになる可能性があります。
今回は、養生が必要な箇所や注意点を紹介します。
□養生が必要な箇所はどこ?
養生は、塗料が付着してはいけない部分に行うものですが、どの箇所に必要なのでしょうか。
*付帯物、郵便受け、表札
郵便受けや表札などの細かい部分は、ビニールやテープで丁寧に養生します。
郵便受けは、養生が必要なケースとそうでないケースがあります。
郵便受けの周りを塗装するなら必須ですが、開閉できるように養生してもらいましょう。
*玄関周り
床はノンスプリットシートを使用し、歩くときにつまずいたり滑ったりしないように養生します。
ノンスプリットシートとは、水に濡れやすい場所によく使用されるシート状の床材です。
この際も、ドアや窓は開閉できるように養生してもらいましょう。
*室外機
室外機や給湯器などの設備は、給気口を塞がないように専用のカバーやメッシュカバーで覆うことで、いつも通りエアコンを使用できます。
外壁塗装中に、設備を使う前に室外の設備の給気口が空いている状態か確認するようにしましょう。
□外壁塗装における養生の注意点
1.養生中は窓を開けられない
養生中は、窓全体をビニールシートで覆うので窓は開けられません。
窓ガラスやサッシに塗料が付着しないようにするために必須の作業なので、養生なしでは塗装できません。
養生された窓は自由に開閉できないので、換気がしたい際は、施工会社に相談してみましょう。
2.植物の長期間養生は枯れる原因となる
植物の養生を長期間行うと、枯れる原因になります。
それは、酸素や日照が不足するからです。
そのため、汚したくない庭木には塗料を使用する期間の3日ほどだけ養生してもらうと良いでしょう。
それ以上養生すると植物は枯れてしまう可能性が高くなります。
3.養生が適当だと大きなトラブルにつながる
養生を怠ってしまうと、大切にしている庭木に塗料が付いてしまいなかなか取れなかったり、隣の家の車に塗料が付着してしまったりとさまざまなトラブルが起こりかねません。
そのため、丁寧に養生をしている施工会社を選びましょう。
当社は、お客様に満足していただける施工を心がけておりますので、ぜひ安心してお任せください。
□まとめ
外壁塗装において、養生は必ずすべきものです。
しかし、養生をすることで、自由に換気できなくなったり、植物が枯れてしまったりする可能性があります。
換気したい場合は施工会社に相談し、快適に過ごせるように協力してもらいましょう。
編集者プロフィール
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1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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