ケレン処理とは?種類や重要性を解説します!

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家の塗り替えを検討しているけど、ケレン処理って必要なのかな。
DIYで塗装に挑戦したいけど、ケレン処理ってどうすればいいの。
そんな疑問をお持ちの方へ。
今回の記事では、ケレン処理とは何か、その種類や重要性、費用についてご紹介します。

□ケレン処理とは?

ケレン処理とは、塗装前の下地処理として、鉄部や木部などの表面に付着した汚れやサビを落とす作業のことです。
塗料の密着性を高め、塗装の耐久性を向上させるために欠かせない工程です。
まるで、絵を描く前にキャンバスをきれいにするようなものですね。
では、具体的にどのような効果があるのでしょうか。

1:塗料の密着性を向上させる

ケレン処理によって表面の汚れやサビを除去することで、塗料が下地としっかりと密着します。
密着性が向上することで、塗料の剥がれや劣化を防ぎ、塗装の耐久性を高める効果があります。

2:塗装の仕上がりを美しくする

ケレン処理によって、表面が平滑になり、塗料のノリがよくなります。
これにより、塗料のムラやタレを防ぎ、美しく仕上がります。

3:錆の発生を防ぐ

ケレン処理によってサビを除去することで、サビの発生を抑制できます。
特に鉄部は、空気中の水分や酸素と反応してサビが発生しやすいので、ケレン処理は非常に重要です。

□ケレンの種類

ケレン処理は、研磨力の強さによって1種~4種に分類されます。
使用する工具や作業内容が異なるため、サビの程度や対象物の素材、予算などを考慮して適切な種類を選ぶ必要があります。

1種ケレン

1種ケレンは、ブラスト法とも呼ばれ、剥離剤という特殊な薬品を用いて、主に船や橋などの大型構造物に使用されます。
強力な研磨力により、サビや汚れを完全に除去できますが、一般住宅ではあまり使用されません。

2種ケレン

2種ケレンは、ディスクサンダーやパワーブラシなどの電動工具を用いて、サビや古い塗膜を完全に除去します。
サビの範囲が広い場合やサビが酷い場合に適しています。

3種ケレン

3種ケレンは、サンドペーパーや金属ブラシを用いて、サビを落とす作業です。
古い塗膜を残しながら、サビだけを除去するため、一般住宅の外壁や屋根によく用いられます。

4種ケレン

4種ケレンは、サンドペーパーや金属スポンジを用いて、表面の汚れやチョーキング現象(白っぽい粉が手につく現象)を除去します。
サビが発生していない場合や、軽度のサビの場合に適しています。

□まとめ

ケレン処理は、塗装の耐久性や仕上がりに大きく影響を与える重要な工程です。
サビの程度や対象物の素材、予算などを考慮し、適切なケレン処理の種類を選ぶことが大切です。
DIYで塗装に挑戦する場合は、ケレン処理の難易度や安全性などを考慮し、必要に応じて専門会社に依頼することも検討しましょう。
この記事が、あなたの家の塗り替えやDIY塗装の参考になれば幸いです。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。