漆喰壁の補修方法を解説!ひび割れや穴・浮き・汚れの対処法を解説!

ブログ

築年数が経つと、家の漆喰壁にひび割れや汚れが目立ってくることがあります。
「このまま放置して大丈夫かな。」
「自分で補修できるのかな。」
そう思っていませんか。
今回の記事では、漆喰壁の補修が必要なケースや、ひび割れ、穴、浮き、汚れといったよくある症状別の補修方法についてご紹介します。

漆喰壁の補修が必要なケース

漆喰壁は、美しい見た目だけでなく、調湿効果や消臭効果など、優れた機能を持つ素材として人気があります。

しかし、年月が経つにつれて、ひび割れ、穴、浮き、汚れなどの劣化症状が現れることがあります。
これらの症状は、放置すると見た目の悪化だけでなく、建物の構造的な問題や雨漏りなどの深刻な事態につながる可能性も。
早めに対処することが大切です。

1:ひび割れ

漆喰は、地震などの衝撃や温度変化によってひび割れが発生しやすい素材です。
ひび割れを放置すると、雨水が侵入しやすくなり、雨漏りや建物の腐食につながる可能性があります。
また、ひび割れから内部の断熱材が露出すると、断熱性能が低下し、室温の安定が難しくなることも。

2:穴

漆喰の塗り方が不適切であったり、経年劣化によって穴が開いてしまうことがあります。
小さな穴でも放置しておくと、雨水が侵入したり、害虫が侵入したりする可能性があります。

3:浮き

温度や湿度の変化によって、下地の木材が収縮したり膨張したりすることで、漆喰が下地から剥がれて浮いてしまうことがあります。
浮いたまま放置すると、雨水が侵入しやすくなり、腐食の原因となります。

4:汚れ

漆喰は、水を弾きにくい素材です。
そのため、汚れが付きやすく、放置するとシミになってしまいます。
特に、コーヒーやジュースなどの色付きの飲み物は、シミになりやすく注意が必要です。

漆喰壁の補修方法を解説

漆喰壁の補修方法は、症状や規模によって異なります。
ここでは、一般的な補修方法を解説していきます。

1:ひび割れの補修

ひび割れの補修は、ひび割れの幅や深さによって方法が異なります。

・小さなひび割れの場合

小さなひび割れは、パテで埋められます。
パテは、ホームセンターなどで簡単に手に入ります。
ひび割れにパテを塗り、乾燥させたら、その上から塗装すればOKです。

・大きなひび割れの場合

大きなひび割れは、漆喰で埋める必要があります。
漆喰は、ホームセンターなどで販売されている粉末状のものを水で練って使用します。
ひび割れに漆喰を塗り、乾燥させたら、その上から塗装すれば完了です。

2:穴の補修

穴の補修も、穴の大きさによって方法が異なります。

・小さな穴の場合

小さな穴は、パテで埋められます。
パテを穴に塗り、乾燥させたら、その上から塗装すればOKです。

・大きな穴の場合

大きな穴は、漆喰で埋める必要があります。
漆喰を穴に塗り、乾燥させたら、その上から塗装すれば完了です。

3:浮きの補修

浮きは、漆喰を剥がして、新しい漆喰を塗る必要があります。
浮いている部分をカッターなどで剥がしたら、新しい漆喰を塗り、乾燥させればOKです。

4:汚れの補修

汚れは、汚れの種類によって適切な方法を選びましょう。

・水拭きで落とせる汚れ

水拭きで落とせる汚れは、水で濡らした布で拭き取ればOKです。

・洗剤で落とせる汚れ

洗剤で落とせる汚れは、中性洗剤を薄めて、布で拭き取ればOKです。
ただし、洗剤によっては漆喰を傷める可能性があるので、目立たない場所で試してから使用しましょう。

・研磨剤で落とせる汚れ

研磨剤で落とせる汚れは、研磨剤を布に付けて、優しくこすればOKです。
ただし、研磨剤は漆喰を傷める可能性があるので、目立たない場所で試してから使用しましょう。

まとめ

この記事では、漆喰壁の補修が必要なケースや、ひび割れ、穴、浮き、汚れといったよくある症状別の補修方法を解説しました。
DIYでできる範囲の補修方法も紹介しましたが、難しい場合は専門会社に相談することをおすすめします。
漆喰壁は、適切なメンテナンスを行うことで、長く美しい状態を保てます。
この記事を参考にして、あなたの家の漆喰壁を大切に守りましょう。

外壁塗装・屋根修理など外装のことならなんでも「たかやしろ住研」にお任せ下さい!

「たかやしろ住研」は外装リフォーム(外壁・屋根の塗装や雨漏り修理、雨樋修理)に特化した専門企業です。
お客様の大切な建物をしっかりと守るために、最適な施工工法をご提案いたします。
長野県中野市を中心に周辺エリアで外壁塗装・屋根塗装お考えでしたらまずはお気軽にご相談ください。

お問い合わせは、お電話またはメールにて承ります!

相談無料・診断無料・見積もり無料
お電話の場合はこちら:0269-23-2658
メールの場合はこちら:お問合せ専用フォーム
施工事例も定期的に更新しておりますのでぜひご覧ください!

◎対応可能エリア
中野市・長野市・須坂市・高山村・小布施町・飯鋼町・信濃町・飯山町・山ノ内町・木島平村
※こちらのエリア外の場合はご相談をお願いいたします。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。