塗装はパテ処理が大切!注意点もご紹介します!

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外壁塗装をご自身でしようとお考えの方はいらっしゃいますか。
特に難しいのがパテ処理です。
パテ処理をご自身で行うのは不可能ではありませんが、かなり難しいことです。
今回の記事では、パテの種類や使い方、注意点について解説します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
外壁塗装に使用するパテには、主に以下の種類があります。

石膏系パテ

石膏粉末や石膏を主成分としたパテのことを指します。
粘度が低いため下地処理に適しており、水を加えることで石膏が再結晶化し固まるため乾燥が早く、塗装作業をスムーズに進められます。

セラミックタイプパテ

耐久性に優れ、耐候性や防水性に優れています。
耐火性能もあり、外壁の保護に使われます。

エポキシタイプパテ

接着力に優れており、金属やコンクリートなどの表面処理に使用されます。
塗装前の下地処理にも使われます。
パテを使う際にはまず、塗料やシーラントを塗布する前に、表面をクリーニングし、汚れや塗料のはく離物を取り除きます。
次に、パテを適量取り傷やクラックなどの目立つ箇所に塗布し、必要に応じてパテを塗り重ねます。
パテが完全に乾燥したら表面をやすりで研磨し平滑に整えてから、塗料やシーラントを塗布します。
ただし、外壁塗装に使用するパテの種類や使い方は、塗装する建物の材質や状態、使用する塗料やシーラントなどによって異なるため、専門家のアドバイスを受けることをおすすめします。

□パテ処理を行う際の注意点とは?

前章でもご紹介したようにパテ処理をご自身で行うとなると難しく、技術が必要な場合が多いです。
そのため、ご自身でパテ処理を行う方に向けて、2つの注意点を解説します。

*下地によって適合するパテを使用する

パテはさまざまな種類のものがあることをご紹介しました。
下地に適合したパテを使用しなければ、仕上がりにムラができてしまい、施工不良を引き起こす可能性があります。

*大きな補修は個人で行わない

小さな補修はご自身で行っても多少は大丈夫ですが、大きな補修工事となるとうまくいかない場合も多いです。
最初の状態であれば簡単に補修できた場合でもご自身の知識で行ってしまったために大幅な補修が必要になるということもあります。

□まとめ

今回はパテ処理の手順と注意点についてご紹介しました。
もちろんパテ処理をご自身で行うと費用も抑えられますし、住宅への愛着もわきます。
しかし、パテ処理は難しく、さらに家を傷つけてしまう可能性もあります。
これを防ぐためにも、プロに依頼することがおすすめです。

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編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。