破風板の塗装の重要性と材質別おすすめ塗料

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屋根や外壁塗装では大部分だけではなく、付帯部の塗装も重要です。
付帯部の役割はそれぞれ異なるため、それぞれに合った塗料を選ぶ必要があります。
その中でも、破風板の塗装は、素材や状態によって適切な塗料が異なります。
今回の記事では、破風板の重要性と破風板の材質別に最適な塗料を紹介します。

□破風板の塗装|適切な塗料を選ぶための基礎知識

破風板の塗装は、素材や状態によって適切な塗料が異なります。
この記事では、破風板の材質別に最適な塗料を紹介し、塗り替え時期の目安やDIYで塗装する場合の注意点などを解説します。

*破風板とは?

破風板は、屋根の側面、特に切妻屋根の斜辺部分に取り付けられる部材です。
屋根裏への風が入り込むのを防ぎ、雨風から住宅を守る重要な役割を担っています。
また、破風板は住宅の外観を左右する要素の一つであり、適切な塗装を行うことで、美観を維持することができます。

*破風板の塗装の必要性

破風板は、常に外気にさらされているため、紫外線や雨風による劣化が避けられません。
塗装が剥がれてしまうと、木材であれば腐朽やシロアリ被害のリスクが高まり、金属系であれば錆が発生する可能性があります。
そのため、破風板の塗装は、住宅の寿命を延ばし、美しい外観を維持するために欠かせないものです。

*破風板の塗装のタイミング

破風板の塗装は、劣化状況によって時期が異なります。
一般的には、下記のような状況になったら塗り替えを検討する必要があります。

・塗装が剥がれてきた
・ひび割れやチョーキングが発生している
・色あせてきた
・汚れが目立つ

□破風板塗装での塗料の選び方

破風板の材質は、木製、金属系、窯業系、モルタルなど、様々です。
それぞれの素材の特性に合わせた塗料を選ぶことで、破風板の寿命を延ばし、美しい外観を維持することができます。

*木製破風板の場合

木製破風板は、自然な風合いが魅力的です。
しかし、木材は水分を吸収しやすく、伸縮によって塗膜が剥がれることがあるため、塗料選びには注意が必要です。
浸透性のある半透明塗料は木目の美しさを保ちつつ保護してくれるのでおすすめです。

*金属系破風板の場合

金属系破風板、特にガルバリウム鋼板は、耐久性や耐水性、耐火性に優れています。
しかし、熱による伸縮が発生しやすいため、塗料は伸縮性に優れたものを選ぶことが大切です。
おすすめの塗料は、伸縮に対応し、ひび割れを防ぐ効果があるシリコン塗料です。

*窯業系破風板の場合

窯業系破風板は、耐火性が非常に高く、外壁の窯業系サイディングと同じ材料から作られています。
耐久性の高さも期待されますが、吸水性があるため、雨などの影響を受けやすいです。
そのため、窯業系破風板には耐水性や耐久性が高い塗料を採用するのがおすすめです。

*モルタル製破風板の場合

モルタル製の破風板は、吸水性があり、経年劣化によりひび割れなどが生じやすいです。
経年劣化によるひび割れに対応するために弾性のある塗料がおすすめです。
モルタルの質感を損なわずに保護することができるため、美観の維持にも最適です。

□まとめ

今回の記事では、破風板の重要性と破風板の材質別に最適な塗料を紹介しました。
破風板の塗装は、素材や状態によって適切な塗料が異なります。
適切な塗料を選び、破風板の寿命を延ばすために、今回の記事が参考になれば幸いです。

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    編集者プロフィール

    小笹 正幸
    小笹 正幸
    1970年生まれ。建築業界歴29年。
    大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
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