洋瓦塗装とメンテナンスの重要性!最適な選び方と手入れ方法

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洋瓦は、日本の住宅において独自の魅力を放つ屋根材です。
その美しさや耐久性から、多くの家庭で採用されています。
しかし、洋瓦を選ぶ際には、その種類や特徴、さらには適切なメンテナンス方法について深く理解することが重要です。
今回の記事では、洋瓦の種類とその特徴、そしてメンテナンスの重要性と方法について詳しく説明し、最適な洋瓦選びとメンテナンスをサポートします。

□洋瓦の種類と特徴

洋瓦には大きく分けて粘土瓦とセメント瓦の2種類があり、それぞれ異なる特徴とメリット・デメリットがあります。

*粘土瓦の特徴

粘土瓦は、その名の通り粘土をベースに製造されます。
粘土瓦には、主にフランス式の「F形」とスペイン式の「S形」があります。
さらに、近年人気の南欧風住宅を再現するための「混ぜ葺き仕様」もあります。

1:F形瓦

F形瓦(平板)は最も古くから採用されている形状の一つで、凹凸が少なく平らなデザインが特徴です。
商品によっては凹凸が施されたものや波形のものもあり、メーカーごとにデザインに差を出しています。
比較的施工が容易で、短期間で工事を済ませたい方やスッキリとした見た目を好む方におすすめです。

2:S形瓦

S形瓦は、スペイン風のデザインで立体感や高級感があります。
施工の難易度が高く、工期も費用もかかりますが、最高級の屋根に仕上げたい方や個性を重視する方に最適です。

3:混ぜ葺き仕様

混ぜ葺き仕様は、複数の色を焼き付けて製造された瓦で、単調にならずに屋根に表情を出すことができます。
カラーの比率を考えるのが難しいため、意図的に色ムラを作り出して失敗を防ぎます。
南欧風の屋根にしたいときには、混ぜ葺き仕様がぴったりです。

*セメント瓦の特徴

セメント瓦(モニエル瓦・乾式洋瓦)は、石灰岩を水と混合したセメントをベースに製造されます。
粘土瓦と見た目はよく似ていますが、耐久性は10~20年程度で、重量があるため地震に弱いというデメリットがあります。
最近では生産数が減少しているため、選択肢としては粘土瓦が主流となっています。

□洋瓦塗装の重要性とメンテナンス方法

洋瓦の耐久性を保つためには、定期的なメンテナンスが欠かせません。
特に塗装のメンテナンスが重要です。

1:メンテナンスの重要性

洋瓦の耐久性を維持するためには、劣化症状が軽いうちに適切なメンテナンスを行うことが重要です。
これにより、症状が悪化するのを防ぎ、修繕費用を抑えられます。

2:洋瓦のメンテナンス周期

一般的に洋瓦のメンテナンス周期は10年おきが目安ですが、ひび割れなどの破損が生じた場合には、10年以内でも早めに専門家に依頼することが推奨されます。

・瓦の交換

ひび割れが生じた瓦は、必要な枚数だけを交換します。
交換費用は1枚あたり8,000円〜1万円程度です。

・塗装

塗膜が剥がれたり錆びたりした場合には、塗装のメンテナンスを行います。
塗装費用は1平方メートルあたり3,000〜8,000円程度です。

・瓦の葺き替え

瓦のひどいズレやたわみなどが生じた場合には、屋根全体の瓦を交換します。
葺き替え費用は30坪で200〜300万円程度です。

□まとめ

洋瓦はその美しさと耐久性から多くの住宅で採用されていますが、選ぶ際にはその種類や特徴、そして適切なメンテナンス方法について理解することが大切です。
粘土瓦とセメント瓦のそれぞれの特徴を把握し、適切な選択をすることで、長く美しい屋根を保つことができます。
また、定期的なメンテナンスを行うことで、修繕費用を抑え、住宅の耐久性を高めることが可能です。

 

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    編集者プロフィール

    小笹 正幸
    小笹 正幸
    1970年生まれ。建築業界歴29年。
    大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
    「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。
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