【長野市M様邸】外構・庭~お庭をせっかくキレイにしたのにまさかの事態!~

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一昨年こちらのクライアントさんのお庭をキレイにさせていただきました。

そして、昨年!お隣さんが単管パイプとタキロンで目隠し塀みたいなものをつくってしまいました。クライアントさんは、「せっかくキレイにしたのに~」と言われ、それを隠す塀をつくることになりました。

それと一緒にアプローチ部分に敷き詰めていたレンガが凍結による爆裂と所々に出来た凹みを何とかしたい。

と相談がありました。

工事後

目隠し塀

アプローチ

工事前

目隠し塀

アプローチ

工事用データ

工事内容:外構工事(目隠し塀・アプローチ)

工事箇所:庭

工事期間

工事金額:40万円~45万円(税別)


提 案

目隠し:
隠したい部分にブロックを積んで、モルタルで下塗りをして、好きな色味で上塗り、あまり目隠しを高くしてしまうと規制がかかるのでそれ以下に抑えました。

アプローチ:
アプローチの凹みはその下が弱かったので、レンガを撤去後はベースコンクリートを打ち、凍害による被害がない少ない自然石(パラストーン)を使用させていただきました。

工事前写真

工事前01:

折角、庭をキレイにしたのに単管とタキロンで目隠しされてしまい庭からそれが見えてしまい、、、

工事前02:

写真ではよく分かりませんが、所々凹みがあり、凍結によるレンガのカケもあるのでこの際直しました。

工事中写真

工事中01:

ブロックを背丈まで積むのでベースになる基礎部分をキチンと施工しておかないといけません。

工事中02:

同じく、ブロックが万が一倒れないように縦配筋を入れて施工してます。

工事中03:

ブロックを積み終わり、笠木も取りつけてから下塗りを左官屋さんがしています。

工事中05:

既存のレンガを撤去して、アプローチが凹まないようにベースになるコンクリートを打ちます。

工事中07:

アプローチに一通り石を敷き詰めたら、モルタルを流します。

工事中04:

目隠し塀(ブロック積み)の下塗りが終了。十分に乾燥してから上塗りをします。

工事中06:

コンクリートが乾燥したら、繋ぎのモルタルを塗り石を置いていきます。これは職人のセンスが問われます。

工事中08:

表面のモルタルが乾き始めてきたら、表面を水を含ませたスポンジで石に付いているモルタルを落としていきます。

工事後写真

工事後01:

隣の単管とタキロンが見えなくなり、庭とも調和のとれた風景になりました。

工事後03:

アプローチの端は取替えず中に自然石(パラストーン)を貼りました。

工事後02:

ただブロックを積んだだけだと味気なかったのでプランターや鉢を置けるスペースを設けてみました。

工事後04:

下地にコンクリートがあるのでもう凹まなくなりました。色合いも良くお客様にも気に入っていただけました。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。