【中野市】雨樋取替え・屋根塗装~雨樋からポタポタと雨水が漏れているから直して欲しい~

中野市

悩みゴト・困りゴト

2階の北面・南面の雨樋からポタポタと雨水が漏れているから直して欲しい。塗装もやっているのであれば屋根の塗装も20年近くやっていないので一緒に見積もって欲しい。

工事後

工事前

工事用データ

工事内容:雨樋取替え・棟瓦取替え・雨押え設置・屋根塗装

工事箇所:雨樋全部取替え、屋根塗装、2階棟瓦取替え、雨押え一部設置

工事期間:50日間

工事金額:120万円~130万円(税別)


提 案

現地調査の結果、お客様の要望である雨樋取替え・屋根塗装の他に棟瓦がズレていたり、外壁の柱型が雨を吸って腐っていたので、取替えの提案をさせていただきました。
雨樋は、既存より受け金物を肉厚にしてさらに取付間隔を約90㎝から約45㎝にする提案。
屋根塗装は、塗料別の単価表を提案し、予算と耐久性のバランスで選択してもらう。
棟瓦は、既存瓦の積み直しか既存瓦を撤去してトタンで棟カバーを作成する2つの方法を提案。
雨押えは、屋根と外壁の取り合い部分をカットして下地+雨押えを設置する方法を提案。

工事前写真

工事前01:【雨樋】

雪の影響で軒樋が下がり、水勾配が取れなくなっている状態。火災保険を利用することにする。

工事前02:【棟瓦】

これも雪の影響で棟瓦が崩れかかっています。これも火災保険を利用することにする。

工事前03:【雨押え】

この頃の建物は雨押さえを設置していないものが多く、雨が降ると柱型の木材が雨を吸収して、劣化を促します。

工事前04:【屋根】

前回塗布した塗膜が劣化して、刷毛跡が見える状態になっている。また、ハゼからサビ水が流れている跡が表れてきている。

工事中写真

工事中01:【雨樋】

既存を撤去して、新しい受け金物と軒樋を設置している最中。

工事中02:【棟瓦】

既存棟瓦を撤去して、トタン棟カバーを設置するために下地を設置している最中。

工事中03:【雨押え】

屋根と外壁の取り合い部分を撤去して、木下地を設置して、雨押えを被せています。

工事中04:【屋根】

下塗り(サビ止め)完了です。

工事後写真

工事後01:【雨樋】

提案したように既存より、肉厚な受け金物を半分の間隔で設置していますので、雪の影響は受けにくくなっています。

工事後02:【棟瓦】

トタン棟カバーを設置して完了です。棟瓦からトタンに変えてスッキリしました。

工事後03:【雨押え】

これで雨の影響は今までよりも格段に受けなくなります。

工事後04:【屋根】

上塗り完了です。

編集者プロフィール

小笹 正幸
小笹 正幸
1970年生まれ。建築業界歴29年。
大工の棟梁であった父を継いだわけではないが同じ業界に興味を持ち、大学卒業後、首都圏を中心とする建売会社に入社。現場監督を希望するも営業に配属される。3年後、地元の総合建設会社に新たに住宅部門が設立されるということでUターン。この会社で企画、不動産販売、分譲住宅販売、現場監督、メンテナンスと一通りの業務を経験させてもらう。その後、会社が倒産。残務処理中に色々なお客様から「違う会社行っても面倒を見て欲しい」といわれ、独立開業を決意。2008年1月にして創業16年目。
「私を必要とする人を全力で笑顔にする」ことをミッションとして行動しております。